「仮想」と「現実」を光で繋ぐxRES

「仮想」と「現実」を光で繋ぐxRES

「仮想」と「現実」が交錯する演出空間において、擬似立体的な照明効果をリアルタイムに生成し、仮想オブジェクト(映像内被写体)の「実在感」や「リアリティ」を飛躍的に向上させる仮想照明合成システム「xRES(エクセレス)」。

被写体が浴びる光の色変化は勿論、バックライトによるシルエット表現や、ピンスポットやフットライトなどの効果によって発生する「影」を描画&出力することも可能です。

これらの効果は、照明制御信号(DMX)によって現実空間の照明器具と完全に同期して動作します。

仮想照明リアルタイム合成システム[エクセレス]

仮想照明リアルタイム合成システム [エクセレス](PAT.P)ver1.0

xRES(エクセレス)は、2D映像内の被写体(実写人物やCGキャラクターなど)に対して、後段処理で擬似立体的な照明効果を与えることができるシステムです。この照明効果は、現実空間の照明変化と同期してリアルタイムに変化します。
連動した照明効果によって「仮想(映像)」と「現実」が視覚的にシームレス化され、被写体の「実在感」を飛躍的に向上させます。

特徴1)多様なシーンでの利用

メッシュスクリーン/半透過型スクリーン/反射式空間映像(虚像)投影装置、また、それらに類する表示手法を用いた被写体(出演者)投影型ステージの演出や、MR(複合現実)コンテンツの表現向上に活用できます。
また、AR/VRデバイスにおける表示コンテンツや、オンライン配信の各種映像などに効果を適用し、表現を拡張することもできます。

特徴2)既存データが活用可能

既存の映像コンテンツに適用可能です。CG等を新たに作り直す事なく、過去制作のライブラリーを有効活用できます。(※1)

※1 被写体をキーイング処理可能な内容であることが条件となります。あらゆる映像に対して意図した結果をもたらすものではありません。

特徴3)リアルタイム処理による
    高い現場対応力

映像内被写体への照明効果はリアルタイムに描画処理&出力しますので、イベント現場等で求められる臨機応変な照明オペレーションにも対応可能です。(※2)

※2 「マスター映像(元データ)」に対して照明効果を焼き付けし、「効果合成済み映像」としてデータ納品することも可能です。

システム構成(概要)

システム構成(概要)
主な仕様(ver1.0)
対応解像度(最大値)/fps 被写体映像:3840×1080pix/60fps 環境演出映像:1920×1080pix/60fps
照明制御信号 DMX512 , Art-Net
対応照明器具 ※お問い合わせください。
システム電源 AC100V 1500W ※3
※3 効果処理システム1セット分の消費電力です。映像機器ならびに照明器具類の電源は含んでおりません。
※表示効果を最大限に活かした演出構築には、映像・照明・制御・造作美術などについて、幅広く、かつ、
専門的な知識を必要とします。TxDでは計画立案から現場実施までワンストップでサポートしています。
お気軽にご相談下さい。